繰り返す過ち

 

彼氏と別れることをやめた

居心地の良さと、

こんな自分を思ってくれる熱意に負けた

 

でも

先輩と会うことはやめられない

LINEで、また会う約束をしてしまった

 

先輩に見てほしいという動機で新しい服も買った

暇さえあれば2人で撮った写真を見返してる

勉強のモチベーションも、先輩のいるところへ行きたいという不純な思い

 

最低だ、私

 

 

彼氏は全く嫉妬しない人間だ

その彼氏が本当に先輩を怒り、嫌悪感を抱いていた

もらった食器も全て捨てるくらいだから相当嫌だったのだろう

 

「もう2人で会わないで」

「分かった、もう会わない」

 

…嘘ついてごめんなさい

本当にごめんなさい

 

罪悪感で押しつぶされそうになる時もある

でも、でも先輩と甘い罪を重ねたくて仕方ない

 

会いたい、と思ってしまう

 

彼氏しか見えなかったのに

彼氏に抱かれている時、先輩を想像してしまう

 

一緒にいる時間は本当に楽しいし落ち着くし

私にとって幸せな時間だ

 

それなのに。

 

ただ食事に、とも考えた

でも結局、もし再来月仙台に行って、先輩に求められたら

私は抵抗しない、抵抗できない

あの甘い匂いと、美しい手と、美しい瞳に

私は動けない、抗えない

 

苦しい

自分で自分の首を絞めてる

 

 

 

 

勉強もそう

毎日毎日、不安でたまらない

落ちたらどうしよう

仙台に行けなかったらどうしよう

1人公務員に落ちる自分が怖い

 

みんなにどう思われるかも怖い

 

先輩には?

公務員に落ちても、仙台に行きたいのは

先輩がいるからです

 

 

罪悪感と、不安で

押しつぶされそう

 

ごめんなさい

心から愛してくれているのに

嘘の言葉を並べてごめんなさい

 

違うの、あなたの事も大好きなの

本当に大切だし

合鍵をくれたのだって、本当に本当にうれしかった

私の大切な、大好きな人

でも、でもね

でも先輩も大切なの

まだ見ぬときめきを与えてくれた

素敵な2人の時間だった

許されない関係だとしても、あの時間をまた欲しいの

 

ごめんね、本当にごめんね

 

キスもしてしまって

浮気した事実はもう消せなくて

 

時間が経てば、もう少し時間が経てば

先輩のこと忘れるかもしれないから

記憶が薄れるとともに

思いを薄れるかもしれないから

 

もう少しだけ待ってください

 

ごめんなさい

 

사랑합니다.

미안합니다.